講師のためのレッスンレシピ NO10 トライアンギュラー

講師のためのレッスンレシピ NO1 トライアンギュラー 
デザインと作り方 回渕昌子

1月~3月にかけては花屋の花は一番種類が多く、お花も長持ちする季節です。成人式や引っ越し、転勤卒業式などお祝いごとの多い季節でもあり、花屋は大忙しのかきいれ時でもありますが、ここ2年はコロナ禍で多くのイベントが中止になり厳しい春が続いていました。今年は持ち直すといいですね。
 それでもうちの店内は春の花で溢れています。いつもこの季節はお花をいっぱい使うレッスンを心がけています。今回のレシピは初心者のための「バーティカル」と熟練者のための「トライアンギュラー」をご紹介したいと思います。

トライアンギュラー
AFCAでは基礎科NO4で形の基礎を学べるようにしています。トライアンギュラーはアレンジメントの基礎でもあり、きちんと理解しておくのは大切な事です。まず基礎の形を理解し、いろいろな生け方を勉強していくのがいいと思います。
このトライアンギュラーはかなりの熟練度が必要で、デザインの歴史や花の性質などを知っていることも必要ですね。
トライアンギュラーはブリッティシュトラディショナルと呼ばれる伝統的なイギリスの花の形からきています。
この形は日本では「古典的なかたち」と呼ばれることも多いので、そういう呼び方も理解しておくといいと思います。

花材
スイトピー
 グロリオサ
 アリアムコアニー
 リューココリーネ
 スカビオサ
 バラ
 スプレーバラ
 ブプレリウム
 シクラメンの花と葉
 フリージア
 ミスカンサス
作り方
3角形の3つの頂点を作ります。
(フリージア ブプレリウム スイトピーなど)
フォーカルエリアを作ります。フォーカルエリアには華やかな色で大きな花を低く段付けを効果的に使います。
基礎科のようなフォーカルポイントは作りません。

横と正面のアウトラインを作ります。左右対称な横のアウトラインと横から見て奥行きのあるアウトラインが必要です。
花の曲りで出来る自然な交差は歓迎ですね。
基礎科NO4はトルコキキョウで作った基本的なトライアンギュラーですが、季節の花で作るとこんなに素敵なアレンジメントが出来ます。基礎を学んだら季節の花で挑戦してみて下さい。